神戸MFイニエスタ、故郷で銅像計画発表 市長が明かした理由「謙虚さ、慎み深さ…」
イニエスタの故郷アルバセテ市が発案、父親も感謝「彼はこの地域のアンバサダー的存在」
J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、Jリーグでのプレーぶりが逐一スペインをはじめとした世界各国で報じられるなど、世界的スーパースターとしていまだに注目を集める。そんななかで現地時間22日に生まれ故郷のアルバセテ市がイニエスタの銅像建築計画を発表。スペイン紙「マルカ」では市長がその理由を明かしている。
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卓越したゲームメーク能力が認められ、10代前半でバルサの下部組織に入団したイニエスタ。その後のバルサでの活躍ぶりはもちろん、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)決勝戦でスペインをW杯初王者に導く決勝ゴールを決めたイニエスタに対して故郷の人々は大きなリスペクトを抱いている。
それもあって発案されたイニエスタ銅像。同市の市長であるマヌエル・ソラーノ氏はこのように理由を説明している。
「イニエスタは謙虚さ、慎み深さ、努力する姿勢など、アルバセテの社会を象徴するような価値を表現してくれたからだ」
バルサ時代、そして日本での来日以降も試合やイベントなどで見せているイニエスタの内面性を称えている。これに感謝しているのは父親のホセ・アントニオ・イニエスタさんだ。
「(建築を計画した)ソリス財団とアルバセテ市議会からの素晴らしい詳細に感謝しています。彼はこの地域のアンバサダー的存在で、素晴らしい人間の所作です。これに興奮を覚え、ただただありがとうと言いたいです」
生まれ故郷の人から敬拝されるイニエスタ。活躍の場を遠く離れた日本に移していても、その愛情はいまだ大きなもののようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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