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インテルが長友のジェノア行きに待った! 倍額以上の移籍金を要求か
ジェノアはターゲットを変更
ジェノア行きを承諾したと伝えられたインテルの日本代表DF長友佑都だが、その去就の決着にはまだ問題が残っているようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
同紙によると、長友サイドはジェノア行きを了承したものの、インテルはジェノアに対して移籍金400万ユーロ(約5億4000万円)から500万ユーロ(約6億7500万円)を要求。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、28歳の長友に対する金額としては高すぎると判断しているようだ。ジェノアは、200万ユーロ(約2億7000万円)で1年後に買い取り義務の付くレンタルでの獲得を目指してい るという。
これにより、ジェノアはターゲットを切り替える可能性が高いという。オリンピアコスに所属するフランス人DFアルトゥール・マスアクがその対象で、過去にはローマもマークしていた実力者だという。ジェノア側は21歳のマスアクに対し、700万ユーロ(約9億5000万円)に成果ボーナスをプラスする予算を組んで獲得を目指すという。そして、すでに選手サイドからはOKの返事も取り付けていると、ガゼッタ紙は伝えている。
決着が着くかに見えた長友の移籍問題だが、クラブ間の交渉は一筋縄ではいかないようだ。週末にはセリエAの開幕が控えるが、移籍市場閉幕まではあと10日ほど。その間、新たな動きを見せることになるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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