メッシ離脱はバルサにとって非常事態? 欠場時の成績を算出、CL勝率は意外にも…
セビージャ戦で右腕を骨折し全治3週間 CLインテル戦、クラシコは欠場へ
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、現地時間20日のセビージャ戦(4-2)で右腕を骨折し、約3週間の離脱となった。絶対的エースの不在によりチームに大きな穴が開くのではと懸念されているが、UAE紙「Sport360°」が過去のメッシ不在のバルセロナを数字で振り返ったところ、それほど不安視する状況ではないという。
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前節終了時点で首位に立つセビージャと対戦したバルセロナだったが、試合開始直後からエースが冴えを見せ、メッシのアシストから前半2分に幸先良く先制に成功。その10分後には、メッシ自らゴールを決めて2-0とした。
ところが、前半16分にアクシデントが起きる。メッシが右サイドでの球際の競り合いで倒れ込んだ際、ピッチについた右肘付近を痛めて突っ伏したのだ。メディカルスタッフが治療を施したものの、同26分に途中交代し試合後に病院へ直行した。クラブは公式ツイッターで、右腕の橈骨に骨折が見つかり、全治3週間という診断結果を発表。これによりメッシは24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)インテル戦、そして28日のレアル・マドリードとの伝統の一戦「クラシコ」を2007年以来初めて欠場することが決まった。
長年にわたりカンプ・ノウで猛威を振るってきたメッシがこれら重要な試合を欠場するのは、バルサにとって大きな痛手になるとされているが、果たして実際のデータはどのようになっているのだろうか。
記事によれば、2010-11シーズン以降にメッシが欠場した公式戦はトータル61試合で、チームは49勝6分6敗の成績を残している。
それでは、CLに関するデータはどうだろうか?
メッシが出場したゲームは通算131試合。78勝33分20敗で勝率60%となっている。しかし、メッシが2004年のデビューからこれまでに欠場したCLの計22試合を見てみると、実は17勝2分3敗で勝率77%と、メッシ出場時よりも約2割も高い勝率を誇っているのだ。