香川1G1Aの大爆発! 欧州リーグ4年ぶりの3点差大逆転劇の主役に

香川は右足ボレーで今季公式戦4試合目で待望の初得点

 ドルトムントが蘇ったのは後半に入ってからだった。後半2分、左サイドバックのDFシュメルツァーがクロスを送ると、セカンドボールを最後はエリア内で待っていた香川へとつなぐと、巧みに右足のボレーシュートを決めた。今季公式戦4試合目で待望の初ゴールとなった。
 そして、同点弾と勝ち越しゴールもまた左サイドの攻撃から生まれる。同21分DFシュメルツァーのクロスからオーバメヤン、同40分には香川のクロスからファーサイドで待っていたMFムヒタリアンが決めて、劇的な逆転勝利を飾った。
 欧州の舞台で3点 リードを逆転したのは2011年の欧州リーグでベルギー古豪クラブ・ブルージュがスロベニア強豪マリボルを4-3で下して以来。
 1得点1アシストの大暴れで大逆転劇の主役の1人となった香川は試合後、敵地のゴール裏を黄色に染めたサポーターに感謝するために、同僚とゴール前で横一列に並ぶ。ノルウェーに鳴り響いた勝利の凱歌に、同僚とともに拍手を送った。
 プレーオフ第二戦は27日にドルトムントの本拠地で行われる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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