不振のレアルで内紛!? 主将ラモス、若手のタックルに怒りのボール蹴りつけで波紋
精神的緊張が原因? ラモスがBチームの21歳レギオンに怒りの暴挙
レアル・マドリードは現地時間23日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でチェコ1部プルゼニと対戦する。しかし、事前のトレーニング中にハプニングが生じたようだ。主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが若手に激怒してボールを蹴りつける行動が話題を呼んでいる。
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ラグビーのように手でパス交換を行う練習中、ボールを持ったラモスに対し、パスカットを試みたBチームのカスティージャに所属する21歳DFセルヒオ・レギオンがタックルを仕掛け、顔面に接触してしまう。これに苛立った主将のラモスは、11歳年下のレギオンにボールを蹴りつけた。
その場は不穏な空気で凍り付いたが、ラモスは練習後に自身の公式ツイッターを更新し、謝罪と激励のメッセージを投稿している。
「そう見えなかったかもしれないが、あれは当たり前の状況だった。だが、言い訳はしない。自分のリアクションはあってはならないものだった。俺たちは常に全力だ。そうだろう、レギオン? 最後にチームで勝利しよう」
これを受け、レギオンも「常に僕はチームとキャプテンとともにある。明日の勝利のために!」と力強く返答した。
英紙「デイリー・メール」は「ラモスは明らかに精神的緊張が増している状態にあった」と、主将が今回の騒動の引き金となったと指摘。英紙「デイリー・エクスプレス」は、後輩にボールを蹴りつけたラモスに対し、クロアチア代表MFルカ・モドリッチが落ち着かせに歩み寄った舞台裏を伝えている。
現在レアルは公式戦5試合未勝利(1分4敗)でリーグ7位に沈むなど苦戦を強いられているが、ラモスは主将として人一倍のストレスを抱えているようだ。