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「解説者は気楽なもんだ」 アイルランド代表DF、OBの監督批判に皮肉込め反論
コールマンがアンドリュース氏のオニール代表監督批判に噛みつく
アイルランド代表は、16日にホームで行われたUEFAネーションズリーグ第4節でウェールズに0-1と敗れた。これで今年に入って行われた代表戦全9試合でわずか1勝しか挙げられておらず、低調な戦いが続いている。サッカー解説者を務める元同国代表MFキース・アンドリュース氏は、この体たらくに対してマーティン・オニール代表監督を「ごちゃごちゃ文句ばかり言うな」と非難した。
だが、この声に現役の代表選手が黙っていなかった。DFシェイマス・コールマン(エバートン)は、オニール監督は責められるべきでないとアンドリュース氏に反論したと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
コールマンは、地元のスポーツ専門サイト「オフ・ザ・ボールドットコム」のインタビューで「我々は皆、監督の後ろにいる。だからこそ、時に選手が自分の責任から逃れることがある」と語り、こう主張した。
「そうやって、過去に監督が3人も、4人もいなくなるのを見てきた。いつも炎上するのは監督で、選手じゃないように思える。選手らも立ち上がり、責任を負うべきだ。我々のパフォーマンスも十分でなかったし、今はタフな時間に直面しているんだ」
また、解説者のアンドリュース氏について「キースも昔はチームの一員でそういう時期も経験しているのに、解説者のポジションからは気楽なもんだ」と皮肉交じりにコメント。さらに、「彼にもやるべき仕事があって、すごく解説者らしいさ。もしかしたら、少し酷いことを言って自分の名前を売ろうとしているのかもしれない。それが今の彼の仕事で役割なのさ」と続ける。
サッカー界は、クラブレブルでも常に監督の責任が問われる。コールマンはそうした厳しい世界を知るはずのOBの安易な発言を、見過ごすことはできなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)