C・ロナウドの手本は「スコールズ」 ユベントス同僚が語る“世界最高”に飛躍した秘訣
ピャニッチが独自の見解、ロナウドの成長物語に欠かせなかったスコールズからの“学習”
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、レアル・マドリードでの9年間でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)三連覇など、クラブとしても個人としても数々のタイトルを獲得してきた。今夏から加入したイタリア王者ユベントスでは、セリエA初ゴールまで4試合を要したが、それ以降は6試合で5得点と順調にゴールを積み重ねている。
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そのユベントスで、チームメイトのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチは、マンチェスター・ユナイテッド時代にともにプレーした元イングランド代表MFポール・スコールズを手本にしたからこそ現在の姿があると、英紙「ザ・ガーディアン」のインタビューで独自の見解を示した。
ロナウドはユナイテッドで2003年から6シーズンを過ごし、プレミアリーグ優勝3回、CL優勝など、数々のタイトルを手にして大きな成功を収めた。ピャニッチは、その間に生きた教本に出会えたことが、その後のさらなる飛躍につながったと分析した。
「マンチェスター・ユナイテッドでのロナウドと、世界最高の選手になったロナウドを比べたら、彼のゲームが変わったことに気がつくだろう。より明確になったんだ。ロナウドがポール・スコールズのことや、彼がどうやってトレーニングしていたかを話しているものを、たくさん読んだよ」
ピャニッチはそのスコールズについて、「みんなが彼を素晴らしいと言うが、それは彼が物事をシンプルにし、彼自身をスペシャルに仕立て上げたからだ。きっと、ロナウドはそういう選手から学んだんだと思うよ」と語った。
ロナウドの所属するユベントスは、現地時間23日のUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節で古巣ユナイテッドと対戦。希代のアタッカーはかつての本拠地オールド・トラッフォードでどんなプレーを見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)