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英雄マラドーナ、メッシへの”トイレ20回発言”報道に反論 「衝突させようとしている」
メッシの“過度の緊張”を代弁したと主張「私とメッシの友情は壊れるものではない」
バルセロナのFWリオネル・メッシは、アルゼンチン代表で通算4度目のワールドカップ(W杯)となった今年のロシア大会でも悲願の優勝を逃す失意を味わった。アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏の“メッシ批判”はメディアを賑わせているが、メディアがメッシと衝突させようとしていると反論している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。
バロンドール5回受賞のメッシはロシアW杯で、最終的に20年ぶりの優勝を果たしたフランスに敗れて、ベスト16で姿を消した。それ以降、リオネル・スカローニ暫定監督体制下で9月、10月と未招集で、今後の去就も未定のままだ。
メキシコ2部ドラドス・シナロアの監督に就任したマラドーナ氏は、2008年から10年までアルゼンチン代表を指揮した経験がある。絶対的エースのメッシについて、「代表を引退すべき」などの批判的な意見が立て続けに報じられていたが、特に“試合前に20回も化粧室に行くような人間をリーダーに据えるのは無意味”と発言したとされる件に関して、報じ方に異論があったようだ。
「私はレオをよく知っている。彼は世界最高の選手。もし20人の選手が試合前に化粧室に行ったとしても、リオネル・メッシが行ったとは絶対に言っていない」
マラドーナ氏によると、この“トイレ発言”はあくまで、いくつかの試合でメッシが感じる極度の緊張を表現しただけとのこと。実際に試合前や試合中に、緊張のために嘔吐する現場まで目撃したことがあるそうだ。
「何が起きたのかと言えば、人々は私とメッシを衝突させようとしているんだよ。だが、彼らにはそんなことできやしない。私とメッシの友情は、君たちジャーナリスト全員が何を書こうとも壊れるものではない。何を言っているかと言うと、メッシが世界最高ということさ」
メッシは20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節セビージャ戦(4-2)で右腕を骨折し、全治3週間と診断されたが、マラドーナ氏はメッシこそが“世界最高”だとアピールしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)