「何が起きてるんだ?」 ベルギー代表陣が他国の好調アタッカーに衝撃「彼は闘牛士」
ヴィツェルらベルギー代表選手、ドルトムントのスペイン代表FWアルカセルを称賛
今夏ドルトムントに加入したベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルは、同じ新加入組のスペイン代表FWパコ・アルカセルを“エル・マタドール”(闘牛士)と称賛している。ドイツ紙「WAZ」のロングインタビューで語った。
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20日のブンデスリーガ第8節・シュツットガルト戦を前に、ヴィツェルは同紙のインタビューに応じた。そこで、それまでの公式戦通算約170分で7ゴールを挙げているアルカセルをどう思うかと問われると、「彼については言葉が出ないくらいだよ。僕は彼のことを『エル・マタドール』と呼んでいる。出る試合、出る試合でゴールを決めているからね。この前の代表戦でだって3ゴールを決めている」と、その活躍に舌を巻いた。
アルカセルはブンデスリーガ第7節のアウクスブルク戦でハットトリックを達成すると、11日の国際親善試合・ウェールズ戦で2ゴール、15日のUEFAネーションズリーグ・イングランド戦でも1ゴールと活躍し、その勢いはとどまるところを知らない。
ヴィツェルは「ベルギー代表の他の選手たちと、テレビでスペイン対イングランド戦を見ていたんだけど、全員が僕に聞いてくるんだよ。『こいつに何が起きてるんだ? 信じられない。毎試合ゴールを決めているじゃないか』って。それで僕は言ったんだ。『みんな落ち着けって! 彼が良い選手なのは分かってる。うちのチームにいるんだから』ってね」とコメント。アルカセルの活躍に、ベルギー代表の面々もどよめいたエピソードを明かした。
そのアルカセルは、シュツットガルト戦でもゴールをマークし、これで公式戦通算約215分出場8ゴールとなった。大腿部の痛みを訴え、前半のみでピッチを去ったが、「マタドール」の名にふさわしい活躍を見せている。
(FOOTBALL ZONE編集部)