苦境のレアル、ロペテギ監督“退任支持率”は「53%」 スペイン紙が推す後任候補は?
「マルカ」紙が信任アンケートを実施 後任候補筆頭にはソラーリ氏の名前も
レアル・マドリードは直近の公式戦5試合で1分4敗と極度の不振にあえぎ、今季就任したフレン・ロペテギ監督に対する批判の声が急激に高まっている。そのなかでレアル贔屓として知られる「マルカ」紙は、ロペテギ監督への“信任アンケート”を実施。半数以上が解任もしくは辞任を望むと同時に、同紙はすでに後任候補筆頭格を示している。
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リーガ・エスパニョーラ第9節レバンテ戦では、クラブ史上最長となる8時間1分連続ノーゴールという不名誉な記録に終止符を打ったものの、1-2で敗戦。今季のリーガは混戦模様とはいえ現時点で7位という順位は、マドリディスタにとっては到底許せるものではない。同紙がレバンテ戦後に実施した「ロペテギ体制への賛否」とのアンケートには、24時間で16万のインターネットユーザーが投票。53%がロペテギ体制との決別を望み、47%が反対となっている。
賛成がやや上回る結果となったが、就任してまだ4カ月ほどであることを踏まえれば、ロペテギ監督の支持率低下は看過できないところだろう。それを察知してか、同紙はロペテギ解任劇が起きた場合の次期監督候補について、現在Bチームのカスティージャを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督の名前を挙げている。
ソラーリ監督は現役時代に“銀河系軍団”の一員として、MFジネディーヌ・ジダン、MFルイス・フィーゴらを擁した豪華メンバーの中で貴重な控えとしてプレーしていた。2016年から当時カスティージャの監督だったジダンがトップチーム指揮官に昇格したことにより、Bチーム監督に就任した。現時点でアントニオ・コンテ、ローラン・ブランといった有名監督の名前が挙がるが、彼らよりは比較的チームを引き継ぎやすい人物との見方を示している。
またソラーリを暫定監督として据えた場合、今夏就任に向けて動いていたとされるトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督に再びアタックする可能性もあるという。現地時間28日には宿敵バルセロナとの「エル・クラシコ」が控えるなか、“白い巨人”が大きく揺れているのは確かだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)