不発の大迫、ブレーメン2位躍進も独紙は厳しい評価 「良い判断のパスもあったが…」
シャルケ戦に先発も得点絡めず チームは2-0完勝で暫定2位浮上
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日本代表FW大迫勇也が所属する4位ブレーメンは、現地時間20日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第8節で15位シャルケに2-0で完勝。大迫は4-3-3の右サイドで先発し、後半11分までプレーしたがゴールに絡むことはなく、地元メディアは厳しい評価を下している。
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ブレーメンは、MFマキシミリアン・エッゲシュタインが前半43分と後半21分にゴールを奪うと、相手の攻撃を無失点に封じて勝ち点3を獲得。直近5試合で4勝目と、過去13年間で最高のスタートを切っており、暫定2位に浮上した。
地元紙「WESER KURIER」は採点で、殊勲のエッゲシュタインに最高の「1」をつけ(ドイツの評定は1が最高、6が最低)、アシストを決めたFWマックス・クルーゼらも「2」としたが、得点への絡みがなかった大迫はチームワーストタイの「4」という厳しい評価となった。ただ、寸評では「ほとんど見せ場がなかった」としながらも、「空中戦の重要なところで数回勝ち、良い判断のパスを2、3本通した。後半に交代となったのは戦術面の理由による」とし、要所要所で好プレーはあったとの見解を示した。
ブレーメン専門サイト「DEICH STUBE」も大迫について、チームワーストタイの「4」という評価を下し、「攻撃面でほとんど目立たず。ただし、中盤からの供給もほとんどなかった」と述べている。
10月の2連戦で日本代表に復帰し、16日のウルグアイ戦(4-3)では1ゴールをマークした大迫だが、クラブでは第2節フランクフルト戦(2-1)で1ゴールを挙げて以来、得点から遠ざかっている。ブレーメンの次戦は28日のレバークーゼン戦となるが、ここで本領を発揮し、期待に応えることができるだろうか。