激昂のモウリーニョ、チェルシー側の謝罪に“大人の対応” 「私も多くの過ちを犯してきた」
後半ATの失点後にチェルシーのコーチが挑発、一触即発の事態に…
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、20日のプレミアリーグ第9節チェルシー戦(2-2)で、試合終了間際に同点ゴールを決められた場面で相手に煽られて激昂し、スタッフに取り押さえられる場面があった。試合後、モウリーニョ監督は相手からの謝罪を受け入れたことを明かし、「私も多くの過ちを犯してきた」と大人の対応を見せた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
モウリーニョ監督にとっては思い入れのある敵地スタンフォード・ブリッジでの古巣との一戦は、前半21分にチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーにゴールを許し均衡が破れた。
しかし、ユナイテッドは後半10分と28分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルが得点を奪い、逆転に成功した。このままユナイテッドが勝利をもぎ取るかに思われたが、ドラマは後半アディショナルタイム6分に訪れた。MFロス・バークリーがシュートのこぼれた球を押し込み、チェルシーが土壇場で追いついた。
そしてアクシデントが起きたのは、このゴール直後だった。大興奮でベンチから飛び出したチェルシーのアシスタントコーチ、マルコ・イアンニ氏がユナイテッドのベンチ前で相手を煽るような発言をし、それを聞いたモウリーニョ監督が激昂。周りのスタッフらに抑え込まれて事なきを得たものの、一触触発の状態となった。