齋藤の同点弾から大島、エウシーニョとゴールラッシュ

　川崎は前半43分にボックス内に侵入したMF大島僚太の横パスをMF家長昭博が流し込み、1点差に詰めよって前半を折り返す。さらに後半20分、カウンターから左サイドでボールを受けたMF齋藤学がドリブル突破から左足シュートでゴール右隅へ流し込み、移籍後J1初ゴールとなる同点弾を決めた。

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　そして後半24分、ついに川崎がスコアをひっくり返す。右サイドからのパスをボックス手前で受けた家長が左足裏でフリックすると、走り込んだ大島が前方にボールを入れ、小林とワンツー。相手GKとの1対1をダイレクトで流し込み、逆転ゴールを奪った。同31分にはエウシーニョが右サイドからの個人技で5点目を奪取。5-3と劇的な逆転勝利を飾った。

　優勝を争う2位の広島が同日の清水エスパルス戦に0-2で敗戦。残り4試合で勝ち点差を4に広げ、リーグ連覇に向けて頭一つ抜け出した。