本田のライバルが再び長期離脱か 開幕フィオレンティーナ戦出場は絶望的

完治を重要視

 ACミランのFWジェレミー・メネズは椎間板ヘルニアの手術を受け、実戦復帰を果たしたばかりだった。だが、痛みの再発により、再検査を受けることが明らかになった。23日の開幕戦フィオレンティーナ戦出場は絶望的な状況になった。ミランの公式テレビ番組「ミラン・チャンネル」が報じている。
 昨季リーグ戦16ゴールを決めたメネズは、腰痛に苦しめられてきた。6月11日に椎間板ヘルニアで手術を受けた。リハビリを経て、チームに合流を果たしたばかりだった。イタリア杯3回戦ペルージャ戦でも1ゴール1アシストと大活躍した日本代表FW本田圭佑の代わりに、トップ下で出場 した。
 だが、3年前にもメスを入れた背中の痛みは再発した。メネズはシニシャ・ミハイロビッチ監督と直接会談し、完治が最重要という結論に達したという。そして、手術を受けたモナコに出発し、主治医ベルナルド・マッシーニ氏の診断を仰ぐことになるという。
 ミハイロビッチ監督は故障から復帰したばかりのメネズについてトップ下で期待しているコメントを出していた。2トップ下のポジションを本田と争うドリブラーの23日の今季開幕戦フィオレンティーナ戦の出場は持病再発により、厳しい状況となっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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