モドリッチ放出の条件は「エース+52億円」 レアルがインテルに大型トレード提案か
今夏に移籍先候補に浮上したインテルへ持ちかけると、スペインメディアが報道
レアル・マドリードは来年夏の補強の準備として、インテルに対しクロアチア代表MFルカ・モドリッチの移籍条件に「エース+金銭」を提案するという。スペインメディア「ディアリオ・ゴル」が報じている。
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モドリッチは今夏の移籍市場でレアルからの退団が取り沙汰された。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした達成感から新たな環境を求め、ロシア・ワールドカップ(W杯)で共闘したクロアチアのメンバーが多く在籍するインテルが移籍先候補になった。最終的に実現しなかったものの、インテルはいまだにモドリッチの獲得を諦めていないと、シーズン開幕後のイタリアメディアでも報じられてきた。
そうしたなか、レアル側はインテルにモドリッチ移籍のための条件を提案するという。それが、インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに4000万ユーロ(約52億円)の金銭をプラスするというもの。イカルディは昨季のリーグ戦で34試合出場29ゴールをマークしており、まさにエースと呼ばれる存在を交換条件に持ちかけるという。
レアルは今夏の移籍市場で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ電撃移籍。フロレンティーノ・ペレス会長は、今夏にロナウドの代わりになる選手を獲得すると宣言したものの、実績ある名手の獲得には至らず。その穴が指摘され続けるなか、さらに元フランス代表FWカリム・ベンゼマらCL3連覇メンバーの年齢層が少しずつ上がってきている。
1993年生まれで25歳のイカルディは、チームの若返りにも打ってつけの存在だと言える。果たしてインテルは、レアルが提案するという条件を受け入れてモドリッチの獲得に動くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)