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実は商売上手!? マンUはシュバインシュタイガーをバーゲン価格で獲得か
百戦錬磨のMFに約12億円
今夏、ブンデスリーガ王者バイエルン・ミュンヘンからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したドイツ代表主将MFバスティアン・シュバインシュタイガーの獲得が、驚くべきバーゲン価格であった可能性が浮上した。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
メディアにより情報に多少の差異はあるが、これまではシュバインシュタイガーの移籍金はおよそ2000万ユーロ(約27億円)と報じられていた。しかし、独地元紙「スポルト・ビルド」は、実際の移籍金は報道の半額以下の900万ユーロ(約12億円)程度だったと主張している。
ドイツ代表として2014年のブラジル・ワールドカップを制し、これまで一筋を貫いていた前所属のバイエルンでもブンデスリーガ、国内カップ、そして欧州チャンピオンズリーグとタイトルを総なめにしてきたシュバインシュタイガー。それでも、31歳という年齢と、ただでさえ適応の難しいと言われるプレミアリーグで海外初挑戦に臨んだことで、2000万ユーロという移籍金については評価が分かれるところだ。しかし、報道にあるように900万ユーロで百戦錬磨のMFを獲得できたとなれば、まさにバーゲンと言える価格だろう。
いずれも途中出場ではあるものの、リーグ戦開幕からの2試合とCLプレーオフの公式戦3戦全てに出場している。大型補強を敢行した中でも、バイエルン時代から慕うルイス・ファン・ハール監督の下でのプレーとなり、どのような活躍を見せるのか大きな注目を集める選手の一人だ。
270億円といわれる豊富な資金力に支えられているユナイテッドだが、実は商売上手の一面を見せていたようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images