アストン・ビラのコーチとなったテリー、元同僚が“モウリーニョ・メモ”の存在を告白
元豪州GKシュウォーツァーが証言、テリーはモウリーニョのアイデアや練習内容をメモ
チェルシーのレジェンドであり、アストン・ビラのアシスタントコーチ就任が決定した元イングランド代表DFジョン・テリーは、過去に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)のアイデアやトレーニングの内容をメモに残していたという。元チームメイトが告白したことを英紙「デイリー・スター」が報じている。
現役時代にチェルシーやイングランド代表で闘将としてチームを牽引したテリーは、現地時間8日に自身のSNSで現役引退を発表。11日、現役最後のクラブとなったアストン・ビラのディーン・スミス新監督の下でアシスタントコーチに就任することが正式に決まった。
そんなテリーは、指揮官だった“スペシャル・ワン”のモウリーニョ監督のアイデアを無駄しないように、常にメモを取っていたという。記事では、チェルシー時代のチームメイトである元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーが過去の様子を告白した。
「彼はプレーヤーとして非常に多くの経験を積み重ねている。誰よりもゲームをはっきりと理解しているんだ。彼は本当にいつもコーチ業に興味を持っていた。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の下で一緒にいた時に、彼がしばしばトレーニング後のバスの中でメモを取っていたことを覚えている。彼はセッションを書き留めていたのだろう。それは良いことだし、私は彼がそれについて監督に話していたことを知っているよ」
またシュウォーツァーは、現役引退を決断し、第二の人生を歩み始めたテリーの成功を祈っている。
「彼は非常に重要な人物になると思う。私がチェルシーにいた時、特に彼はピッチ内外で真のリーダーだったからね」
元チームメイトも絶賛するリーダーシップをアストン・ビラのコーチとして発揮できるか。テリーの新たな挑戦に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)