日本代表3戦連続ゴールの南野、オーストリア紙も“新エース”に感嘆 「偉大な勝者」
ウルグアイ戦の2得点を含め、森保体制発足後3試合で4ゴールの荒稼ぎ
日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は、16日に行われた国際親善試合のウルグアイ戦で殊勲の2ゴールを決め、南米の強豪を4-3で撃破する立役者となった。森保一監督体制で3試合連続弾を飾った背番号9に対し、オーストリアメディアも「ミナミノは偉大な勝者」と称えている。
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森保ジャパン発足から3試合連続スタメンとなった南野は、トップ下でプレー。前半10分、左サイドのMF中島翔哉(ポルティモネンセ)から斜めに入ったグラウンダーのパスを受けると、足の間を通すトラップで華麗な反転ターンを決め、そのまま右足を一閃。ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)のセーブを弾くようにしてゴールネットを揺らした。
さらに3-2で迎えた後半21分、相手DFのミスを逃さずにMF堂安律(フローニンゲン)が左足でシュートし、相手GKが弾いたところを南野が右足のダイレクトボレーで押し込み、この日2点目となるゴールでウルグアイを突き放す一撃を沈めた。
2015年から5シーズン目を迎えているオーストリアの地元紙「ザルツブルガー・ナハリヒテン」は、「ミナミノは今週の勝者」と特集。「レッドブル・ザルツブルクのストライカーはウルグアイ戦で2ゴールを達成。パナマ戦の勝利に続き、国際Aマッチウィークの偉大な勝者の一人となった」とFIFAランキング5位の強豪撃破に導いた23歳の新エース候補を称えている。
20日にはリーグ第11節ヴァッカー・インスブルック戦が開催され、クラブでの戦いが再開する。ザルツブルクでも活躍を続け、11月の日本代表活動に弾みをつけたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)