“小さな巨人”中島の活躍を韓国紙が絶賛 「アジア最高の選手となる可能性を示した」
ウルグアイ戦でも2ゴールを演出した中島
森保一監督率いる日本代表は16日、国際親善試合のウルグアイ戦で壮絶な打ち合いを演じ、4-3で勝利した。MF中島翔哉(ポルティモネンセ)は、2得点に絡む活躍を披露。韓国紙も中島が与えた鮮烈なインパクトを絶賛している。
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中島は前半10分、左サイドから前線のMF南野拓実(ザルツブルク)に斜めの鋭いグラウンダーのパスを供給。南野が巧みなトラップとターンでウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンを置き去りにすると、そのまま右足を振り抜いて先制点を奪った。
さらに1-1の同点に追いつかれた後の同36分には、相手守備陣に囲まれながらもわずかなスペースを縫ってペナルティーエリア外からミドルシュート。相手GKが弾いたこぼれ球をFW大迫勇也(ブレーメン)が押し込んで再びリードを奪った。
二つのゴールシーン以外でも、左サイドからカットインを仕掛けて強烈なシュートを枠内に飛ばすなど、試合を通して存在感を放った。森保新体制で背番号「10」を託されている中島の活躍に、韓国スポーツ紙「MKスポーツ」は「ナカジマはアジア最高の選手となる可能性を示した」と賛辞の言葉を送っている。
「日本とウルグアイはFIFAランキングの54位と5位の対決だったが、2016年に行われたAFC U-23選手権の大会MVPは2アシストで勝利に貢献した。公式プロフィールでは身長164cmだが、その限界を見事に克服してみせている。中央でも右でも左でも全ての2列目のポジションをこなすことのできるナカジマの創造性は、欧州の舞台で高い評価を受けている」