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オーバメヤンの代表キャリアに暗雲? “搭乗拒否”で欠場、ガボン連盟と関係悪化か
アウェー戦への移動便に不満を示し、遠征に帯同せず
アーセナルのFWピエール=エメリク・オーバメヤンは、アフリカ・ネーションズカップ予選に臨むガボン代表に選出されていたが、16日に行われた南スーダンとのアウェーゲームへの帯同を拒否。同国サッカー連盟との関係悪化が伝えられ、今後の代表活動への影響も危惧されている。
アフリカでは現在、来年6月に行われるアフリカ・ネーションズカップの予選が行われている。この10月にも2試合が行われ、ガボンはホームとアウェーで南スーダンとの連戦に臨んだ。
エースのオーバメヤンも招集され、3-0で勝利した12日のホームゲームにはキャプテンとして出場した。しかし、その後に練習を欠席し、中3日で予定されていた敵地での試合に向けた遠征には帯同しなかった。
仏紙「レキップ」によれば、オーバメヤンはガボンサッカー連盟(FEGAFOOT)が用意した移動の飛行機が、アスリートが乗るものの水準ではないとして、搭乗を拒否したのだという。ガボンは敵地でも南スーダンに勝利(1-0)したが、オーバメヤンは欠場した。
オーバメヤンは先日も母国のサッカー連盟を「アマチュア」と痛烈に批判していた。FEGAFOOTは9月にオーバメヤンの父親であるピエール=フランソワ・オーバメヤン氏とダニエル・クザン氏を代表の共同監督に任命。しかし、オーバメヤンは父が病気を抱え、仕事を受ける意思がないにもかかわらず、発表したことに対して怒りを露わにしていた。
英紙「デイリー・ミラー」はこの一連の騒動を受け、「(オーバメヤンの)代表での将来は疑わしいものになった」と指摘している。両者の間に大きな溝が生まれているようだ。
オーバメヤンは現在29歳。ガボン史上最高のスター選手でもある韋駄天FWの代表キャリアは、ここで終わってしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)