「恐ろしい力を見せた」 韓国メディアがウルグアイ戦4発の日本評価「難しい相手となる」
若手の躍動に注目「世代交代がスムーズに進んでいる」
日本代表は16日に行われた国際親善試合で、ウルグアイ代表と対戦し4-3で勝利した。
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壮絶な打ち合いとなったこの試合に、韓国メディアも注目。12日のゲームで韓国がウルグアイに2-1で勝利したこともあり、韓国内では日本の試合結果が気になるサッカーファンも多かったという。
今回の試合は、日本の積極的な攻撃に驚かされた一戦となった。総合ニュースサイト「クキニュース」は、「森保一監督の就任以降、Aマッチの3試合はすべて勝利した。北海道地震の影響でチリ戦は中止になったが、コスタリカとパナマを3-0で撃破した。さらにFIFAランキング5位のウルグアイを相手に恐ろしい力を見せた」と高く評価している。
ウルグアイを相手に2得点を決めたMF南野拓実、1得点のMF堂安律、さらには巧みなドリブルで試合を動かした背番号10のMF中島翔哉など、若手の台頭が目覚ましい。
同サイトはそうした若手の躍動にも注目し、「世代交代がスムーズに進んでいるように見える。日本は東京五輪やW杯に向けて、20代前半の攻撃陣を果敢に投入して世代交代を進めている」と報じた。
来年1月にUAEで開催されるアジアカップで優勝を狙う韓国だが、「成功的な世代交代を進めている日本は、韓国にとって難しい相手となるだろう」と伝えている。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。