FIFA（国際サッカー連盟）は17日、7月にカナダで開催された女子ワールドカップで活躍した選手から構成されたオールスター23人を選出。準優勝のなでしこジャパンでは主将のMF宮間あや（岡山湯郷）ら4選手が選出されている。
　2011年W杯ドイツ大会、12年ロンドン五輪に続く、3大会連続の決勝戦での対決となったアメリカ代表に2 －5で敗れたなでしこジャパンだが、MVP投票3位でブロンズボール賞を受賞したMF宮間、MVP候補にノミネートされたDF有吉佐織（日テレ）、決勝トーナメント1回戦のオランダ戦で美しい連携からゴールを決めたMF阪口夢穂（日テレ）、ボランチ起用で高度な守備力で存在感を示したMF宇津木瑠美（モンペリエ）の4選手が名を連ねた。
　今回のオールスターはゴールキーパー、ディフェンダー、そしてミッドフィールダーとフォワードはまとめられた3つのカテゴリーから選出されている。優勝したアメリカからは決勝戦でハットトリックを決め、大会MVP選ばれたMFカルリ・ロイドや最優秀GKのホープ・ソロら最多の5選手が選ばれた。大会得点王のFWセリア・シャシッチ（ドイツ）や日本戦で存在感を見せたFWラモナ・バッハマン（スイス）らも選出されている。
　オールスター23人は以下のとおり。
GK
ナディーン・アンジェラー（ドイツ）
カレン・バーズリー（イングランド）
ホープ・ソロ（アメリカ） 
DF
有吉佐織（日本）
ルーシー・ブロンズ（イングランド）
カデイシャ・ブキャナン（カナダ）
ステファニー・ホートン（イングランド）
ジュリー・ジョンストン（アメリカ）
ミーガン・クリンゲンバーグ（アメリカ）
ウェンディ・ルナール（フランス）
MF＆FW
ラモナ・バッハマン（スイス）
リサ・デ・ヴァンナ（オーストラリア）
アマンディーヌ・アンリ（フランス）
エリース・ケロンドナイト（オーストラリア）
ユージニー・ル・ソマー（フランス）
カルリ・ロイド（アメリカ）
アーニャ・ミターグ（ドイツ）
宮間あや（日本）
ミーガン・ラピノー（アメリカ）
阪口夢穂（日本）
セリア・シャシッチ（ドイツ）
エロディ・トミース（フランス）
宇津木瑠美（日本）

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images