ミラン加入内定の「NEXTカカ」、“元祖”が才能に太鼓判 「彼は偉大な選手になる」
ミラン黄金期に活躍したカカが、“後継者”と評判のパケタを高く評価
イタリアの名門ACミランが、来年1月の獲得を内定させたフラメンゴのブラジル人MFルーカス・パケタは、今季からスポーツディレクター(SD)に就任したクラブOBの元ブラジル代表MFレオナルド氏が発掘したこともあり、「ネクスト・カカ」と評判だが、本人である元ブラジル代表MFカカがその能力に太鼓判を押している。ミラン公式チャンネル「ミランTV」のインタビューで語った。
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ミランはパケタの移籍について、フラメンゴと移籍金3500万ユーロ(約45億円)に加え、成果ボーナスで最大5000万ユーロ(約65億円)の条件で交渉をまとめ、登録ウインドーが開く来年1月の正式加入が内定している。カカは「過度なプレッシャーをかけるのは止めた方が良い」としつつも、その能力に関しては高い評価を語っている。
「パケタには輝かしい未来が開けている。すでにブラジル代表にも招集されたことがあるが、最近では彼を僕やパト、ロナウジーニョといった選手と比較する声があるのを見る。カフーやリバウドもそうだね。ミランの歴史を築いたブラジル人選手たちと比較するのは、あまり好ましくないと思う。彼の成長のためには、そのようなプレッシャーからは解放してあげた方が良い。ただ、彼が偉大な選手になっていくということに関しては、大いなる自信を持っているよ」
カカはミランの黄金期を支えたブラジル人選手たちの名前を挙げながら、パケタをすぐに同列の存在としてプレッシャーをかけることには否定的だった。しかし、「ネクスト・カカ」との期待があるパケタの将来性については、間違いのないものという見解を示している。