「まだW杯の悔しさが残ってる」 森保J初得点の大迫、強豪ウルグアイ撃破も慢心なし
1トップに君臨し、前半36分に中島のシュートのこぼれ球を押し込んでゴール
森保一監督率いる日本代表は16日、国際親善試合ウルグアイ戦で壮絶な打ち合いの末に4-3で勝利した。ロシア・ワールドカップ(W杯)の主力で、10月シリーズで初招集となったFW大迫勇也(ブレーメン)は新体制初ゴールを決めるなど攻撃を牽引。試合後のフラッシュインタビューで、「W杯の悔しさがまだまだ残っている」と明かした。
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序盤から攻勢に出た日本は、前半10分にいきなりスコアを動かす。トップ下でスタメン出場のMF南野拓実(ザルツブルク)が、左サイドのMF中島翔哉(ポルティモネンセ)から斜めに入ったグラウンダーのパスを受けると、足の間を通すトラップで華麗な反転ターンを披露。そのまま右足を振り抜き、ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラの手を弾くようにゴールネットを揺らした。
前半28分に一度は追いつかれるも、同36分に中島が強烈なミドルを放ったこぼれ球にいち早く反応した1トップの大迫が勝ち越し点を奪った。その後、後半12分にFWエディンソン・カバーニに同点ゴールを許すも、後半14分に酒井の縦パスに堂安が左足を振り抜いて再び勝ち越し。その7分後には南野がこの日2得点目を挙げ、4-2と突き放すことに成功した。
日本は1点を返されたものの、全員で守り抜いて4-3で勝利し、森保体制3連勝を飾った。
大迫は試合後のフラッシュインタビューで、「若い選手とW杯に出たメンバー、全員が良いプレーをしたと思います。(自分のゴールは)こぼれ球を狙えていたことが全てだった。W杯の悔しさがまだまだ残っていますし、借りを返すために反骨心を持って臨んだ。最後まで走れて良かった」と今シリーズのテーマである「融合」の手ごたえを口にしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)