シーズン初戦で躍動の本田を指揮官も絶賛「私が伝えたことをよくやってくれた」

ゴール以外の部分も高く評価

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が17日のイタリア杯3回戦で激突したセリエBペルージャ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた日本代表FW本田圭佑を賞賛している。
 本拠地サンシーロでミラン監督就任後、公式戦初勝利を飾ったセルビア人監督は満足そうな笑みを浮かべていた。
 4-3-1-2システムのトップ下で先発した本田は今季新加入のコロンビア代表FWカルロス・バッカ、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノと好連携を示した。
「本田はFWと息が合って良かったが、開幕のフィオレンティーナ戦でも本田を先発させるか?
 こう質問された指揮官は「それは本田によるよ。本田が優秀なら先発する」と23日の今季開幕戦に向けて、背番号「10」の練習態度とコンディション次第で先発継続に踏み切る方針を明らかにした一方、この日のパフォーマンスは絶賛している。
「ゴールを決めたのはさておき、いい試合をした。ボールキープも、私が伝えたことをよくやってくれていた。だから満足している」
 3シーズン連続で栄光の背番号「10」を託された本田は、プレシーズンの強豪相手にインパクト不足のパフォーマンスを続けた。しかし、公式戦初戦ではゴール、アシストのみならず、前線でのボールキープなども高く評価されていた。地元メディアに「トップ下失格」の烙印を押されていた本田だが、低評価を覆す最高の船出となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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