3戦4ゴールの南野、“イメージ通り”の先制弾 中島に「あそこに欲しいと伝えていた」
見事な反転から先制点、こぼれ球をダイレクトボレーで2点目ゲット
日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は、16日に行われた国際親善試合のウルグアイ戦で殊勲の2ゴールを決め、4-3勝利の立役者となった。試合後、先制点のシーンでは日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)に、「あそこに欲しいというのは試合前から伝えていた」と、狙い通りのプレーであったと振り返っている。
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日本は序盤から攻勢に出ると、トップ下の南野が前半10分にいきなりスコアを動かす。左サイドの中島から斜めに入ったグラウンダーのパスを受けると、足の間を通すトラップで華麗な反転ターンを披露すると、そのまま右足を一閃。ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラのセーブを弾くようにしてボールがゴールに吸い込まれた。
さらに3-2で迎えた後半21分、相手DFのミスを逃さずに堂安律(フローニンゲン)が左足でシュートし、相手GKが弾いたところを南野が右足のダイレクトボレーで押し込み、この日2点目となるゴールでウルグアイを突き放す一撃を沈めた。壮絶な打ち合いで勝利を引き寄せる立役者となった南野は試合後、ゴールの場面を振り返った。
「チームとして勝ち切れたことが非常に良かった。自分としてもゴールでチームに貢献できて良かった。(1点目は)翔哉からパスが来るタイミングや、あそこに欲しいというのは試合前から伝えていた。イメージ通り決められて良かった。(2点目は)こぼれ球はFWなので意識していた。そこで決められて良かった。11月ももう一回キャンプがあるので、チームに帰ってもう一回代表でプレーできるようにイチからアピールしたい」
南野は森保一監督の新体制3試合で3戦連続4ゴールと好調を維持しており、チームの3連勝にも大きく貢献している。さらにFIFAランキング5位の強豪ウルグアイを相手に2発と、日本の新エースとして、これ以上ないパフォーマンスを披露してみせた。
(FOOTBALL ZONE編集部)