【データ展望】日本代表、ウルグアイ撃破の鍵は? 「ペナルティーエリア角」の攻防で上回れるか
攻撃のキーワードは「サイドバックとセンターバックの間」
一方、ウルグアイは攻撃時にセットプレーを得意とする反面、守備時の失点もセットプレーからが多い([表3]参照)。オープンプレーでは前述したとおり、インターセプトやクロスブロックでピンチを未然に防ぐアクションを起こすが、アグレッシブな対応からファウル判定を受ける場面も少なくない。
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さらにウルグアイは、「ファーサイドのセンターバックとサイドバック」に落とされるボールに対して反応が弱く、W杯ポルトガル戦や先日の国際親善試合・韓国戦(1-2)ではこの形から失点を喫している。
日本にとってはサイドの連動性が鍵となる。パナマ戦では右サイドのMF伊東純也が、ハーフスペース(ピッチを縦に5等分し、両端と中央のレーンを除いた場所)で相手DFと対峙しながらDF室屋成の上がりを促して配球する場面や、左サイドのMF原口元気が中央にドリブルで切れ込み、DF佐々木翔にクロスを上げさせるなど、連動するシーンが多く見受けられた。スタメン変更を示唆している森保監督だが、ウルグアイのサイドを突くことは必勝ポイントとなる。
ロシアW杯未経験のメンバーにとって、「ベスト8」のウルグアイと戦うこと自体が貴重な経験となる。新旧世代の「融合」を目指す日本代表にとって、この試合は今後に向けた大きな試金石となるはずだ。
(Evolving Data)
Evolving Data
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