「アジアでも特に技術に優れたサッカー」 ウルグアイ代表の名将、対戦国の日本を称賛
長年ウルグアイ代表を指揮するタバレス監督、「日本サッカーの進化を見続けてきた」
ウルグアイ代表は16日、埼玉スタジアムで日本代表と対戦する。前日の記者会見に臨んだ名将オスカル・タバレスは、日本サッカーの進化について言及。アジアのなかでもテクニックに優れた国と賛辞を送っている。
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1988年から1990年までウルグアイ代表を率いたタバレス監督は、2006年から再び指揮。2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で1990 年大会以来となる決勝トーナメント進出を果たし、4位に輝いた。2014年大会はベスト16、今夏のロシア大会ではベスト8と一定の成績を残し続けている。
1980年から監督としてのキャリアをスタートさせた71歳の名将は、日本サッカーの成長も見続けてきたという。日本との一戦を前にした会見で「日本サッカーの進化をだいぶ前から見続けてきた」と切り出すと、次のように続けている。
「プロサッカーがこの国にできて、ブラジル人選手たちが多く日本でプレーするようになった。彼らは単に助っ人として戦うだけでなく、一つのサッカーのスタイルをこの国に残した」
1993年のJリーグ発足後、日本サッカーは急成長を遂げ、1998年フランスW杯に初出場。以降、6大会連続でW杯の切符をつかみ続けている。その背景には、Jリーグでプレーした数多くのブラジル人選手たちの影響があるとタバレス監督は指摘。「それはなんらかの形で日本サッカーにも反映されていると思う」と分析した。そんな名将の目に日本代表はどう映っているのか。
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