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「フランスのW杯優勝が私を苦しめた」 代表引退のコシエルニー、失望と不満を吐露
5月に負傷しロシアW杯を無念の欠場 「頭の後ろを殴られたような気分だ」
アキレス腱の怪我により、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃したアーセナルのフランス代表DFロラン・コシエルニー。代表引退の意向があることを示唆していたが、現地時間14日に正式に代表引退を表明した。
コシエルニーは今年5月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦アトレチコ・マドリード戦(0-1)で負傷。翌月に開幕したロシアW杯には出られなかった。
コシエルニーはフランスのテレビ局「カナル・プリュス」のインタビューで、「フランスのためにできる、すべてのことをやり尽くしたと思う。怪我が私の決断に影響したわけではない。“レ・ブルー”(フランス代表の愛称)では、もう終わりだ」と述べ、ディディエ・デシャン代表監督へ対する不満も語った。
「彼(デシャン監督)は私の誕生日だった9月に一度だけ電話をしてくれたが、それ以外で連絡をくれたことはない。多くの人間が私を失望させた。監督だけではない。頭の後ろを殴られたような気分だ。良いコンディションの時はたくさんの友達がいるけど、怪我をしたら……。それからしばらくすると、忘れられてしまうんだ」
2011年の代表デビューから、通算51キャップを積み重ねたコシエルニー。「フランスのW杯優勝は、怪我以上にもっと私を精神的に苦しめた」と話すなど、後味の悪い幕引きとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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