「ただ保持するサッカーではない」 司令塔・柴崎岳が考える日本代表の新スタイルとは?
新体制2試合目のパナマ戦で3-0と快勝、森保監督の哲学に共感「価値観が似ている」
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で三度目の16強進出を果たした日本代表は、森保一体制で新たな船出を切り、2試合目となった12日の国際親善試合パナマ戦で3-0と快勝した。ロシアW杯で司令塔として評価を高めたMF柴崎岳(ヘタフェ)が終盤に現体制初出場を飾ったなか、森保ジャパンのスタイルについて持論を展開している。
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9月のコスタリカ戦(3-0)は国内組と海外組の若手で構成された一方、10月シリーズではW杯出場の主力組を初招集。柴崎に加え、DF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF原口元気(ハノーファー)、FW大迫勇也(ブレーメン)の欧州組6人に声がかかった。
今合宿では新旧戦力の融合を本格的に推し進めており、パナマ戦で原口と大迫が先発出場。柴崎は後半43分からと短い時間ながらピッチに立った。森保監督の下、ピッチ内外でチームコンセプトの落とし込みが続くなか、柴崎は指揮官の哲学に共感しているようだ。
「個人的には、ミーティングとかで言っていることに違和感はない。自身のサッカーに対する価値観が森保さんと似ていると感じますし、やろうとしていることに理解できる部分がものすごく多い」
合宿のトレーニングでも随所にやりやすさを感じているという柴崎。アタッカー陣の動き出しを引き合いに出しながら、確かな手応えを口にしている。
「練習でも(前線の選手が)顔を出すタイミングが多いので、そういう意味ではパスが出しやすい環境が整っている。僕が彼らにどれだけ良いパスを供給できるか、気持ち良くプレーさせられるか」
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