レアル18歳神童FW、華麗なフリック&ターンに反響 「ネイマールやムバッペは不要」
ヴィニシウスがU-20チリ代表との親善試合で相手を翻弄するテクニックを披露
U-20ブラジル代表は現地時間13日、U-20チリ代表と親善試合で対戦。1-1で引き分けたなか、レアル・マドリードでプレーする18歳FWヴィニシウス・ジュニオールがフリック&高速ターンの美技からゴールを演出し、「未来の世界最高」と称賛を集めている。
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ブラジルは0-0で迎えた後半19分、自陣でボールを奪い、一気にカウンターを発動する。左サイドにいたヴィニシウスは縦パスを右足裏でフリック。そのまま鋭い反転でボールに追いつき、食らいつく相手のチャージをはねのけてゴール前までドリブル突破すると、右サイドに流したボールを一人がスルーし、最後は飛び込んできたMFロドリゴが豪快にネットを揺らした。
その4分後にチリに同点弾を許して試合は1-1の引き分けに終わったが、ヴィニシウスは他にも股抜きを2回決めるなど相手を翻弄。所属クラブのレアルが、公式ツイッターに「U-20のチリ戦でヴィニシウスが素晴らしい出場を果たし、ロドリゴのゴールを演出するクオリティーを見せつけた」と動画付きで投稿すると、コメント欄は称賛で溢れ返った。
「マドリードの未来を背負う男」
「ネイマール、ムバッペは不要。我々には、ヴィニシウスがいる」
「なぜロペテギは彼を起用しないのか」
「あっという間にベイルを追い抜きそうだ」
「もはやトップチームでプレーを重ねるべきだ」
「ペレス会長は素晴らしい仕事をした。未来の世界最高を手に入れたのだから」
現地時間9月29日のリーガ・エスパニョーラ第7節アトレチコ・マドリード戦(0-0)でトップチームデビューを果たしたものの、ここまで出場は2試合計12分のみ。フレン・ロペテギ監督に起用を促す声や、獲得が噂されるブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペ(ともにパリ・サンジェルマン)はヴィニシウスがいれば必要ないとの主張も見受けられた。
ブラジルが誇る18歳の神童がどこまで世界の舞台で輝きを放てるか、今後の活躍が楽しみだ。