アザールのレアル移籍騒動、英国人記者はチェルシーに“破産覚悟”提言 「賢いクラブなら…」
レアル行きを夢見るアザールは来年1月の移籍は否定しているものの…
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、「レアル・マドリーに行くのは小さい頃からの夢だった」と発言し、今夏も移籍の意志があったことを明かして話題を呼んでいる。現地時間12日のUEFAネーションズリーグ・スイス戦(2-1)に向けた記者会見で「1月にロンドンを離れる可能性はない」と語ったなか、英国人記者がチェルシーはなんとしてでもアザールを引き止めるべきだと見解を示した。英紙「デイリー・スター」が報じている。
マウリツィオ・サッリ監督が就任した今季のチェルシーは、開幕8試合を6勝2分で乗り切り、得失点差でマンチェスター・シティに次ぐ2位につける。アザールもリーグ戦7得点3アシストと攻撃を牽引し、エースの名にふさわしい活躍と言っていい。
そんなアザールは「レアルでプレーするのが夢。それを実現させたい」と語ったことで、レアル移籍報道が再燃。今冬でのレアル移籍は否定しているものの、バロンドールを獲得するためにはスペインでプレーする必要があるかどうかと尋ねられた際に、「それが行きたい理由かな。たぶん」といたずらっぽく笑顔で語り、さらなる憶測を呼んでいる。
ポッドキャスト番組「ザ・トランスファー・ウィンドウ」の最新エピソードに出演した英国人のイアン・マクガリーは、「エデン・アザールと、彼の『子供の頃からレアル・マドリードでプレーするのが夢だった』とのベルギーメディアへの発言は、チェルシーでキャリアの最後を見届けたいと考える者もいるだろうが、そんなのは戯言だ」と言及。本心では、「レアルに『僕を捕まえに来て』と懇願しているんだろう」と持論を展開した。
「だが、そんなことをする必要はないんだ。レアル・マドリードがエデン・アザールと契約したくないわけがない。彼が大成功して、世界中から称賛されていることに疑いの余地はないのだから」