“人類最速男”ボルト、2ゴールにもクラブ幹部は冷静 「他の選手と同じく扱っている」

サウスウエスト・ユナイテッド戦にスタメンで出場したボルト【写真:Getty Images】
サウスウエスト・ユナイテッド戦にスタメンで出場したボルト【写真:Getty Images】

サウスウエスト・Uで2得点も、ミーレカンプCEOは「弱点、強みである部分を見せた」

 世界最速の男ウサイン・ボルトはオーストラリアAリーグ、セントラル・コースト・マリナーズに練習生として参加しているなか、プレシーズンマッチ先発初出場でいきなり2得点を決めた。本当にプロサッカー選手になれるのでは――との期待が集まっているが、クラブフロントは意外なほど冷静なようだ。

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 現地時間11日にサウスウエスト・ユナイテッド戦にスタメンで出場したボルトは、後半12分に俊足を生かした最終ライン裏の抜け出しから左足シュートを叩き込み、初ゴールをマーク。その10分後には相手GKとDFの連係ミスから無人のゴールにボールを押し込み、2得点をゲットした。

 2点目はいわゆる“ごっつぁん”の形だったとはいえ、初ゴールはサッカー選手らしい動きで奪った一撃だった。それだけに契約へと大きく近づいたに見えるなか、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の取材に答えたショーン・ミーレカンプCEOはこのように答えている。

「我々はしっかり他の選手と同じくウサインを扱っているし、彼は我々と厳しいトレーニングに臨んでいる。彼は弱点、それと同時にストロングである部分を見せ、そして2ゴールを奪った。それは彼に対しての全ての信用だ」

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