ミラン本田シーズン初戦でスタメン予想 伊メディア報じる
求められる指揮官へのアピール
ACミランの日本代表FW本田圭佑が17日のシニシャ・ミハイロビッチ新監督就任後、初の公式戦となるイタリア杯3回戦のペルージャ戦でトップ下で先発すると地元メディアが予想している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
試合前日の記者会見で、ミハイロビッチ監督は就任後初となる公式戦に必勝の覚悟を示している。
「明日はプレー態度だけではなく、結果を出さなければならない。どんな対戦相手でも、試合毎に勝つこと。アグレッシブに戦って、勝つ。ミランはヨーロッパのカップ戦に出られないから、イタリア杯はさらに勝ち進むことが重要だ」
指揮官は「勝つ」という単語を何度も並べたが、結果にこだわるカップ戦で3シーズン連続で栄光の背番号「10」を託された本田が先発出場を果たす可能性が浮上している。
ガゼッタ紙の予想によると、システムは4-3-1-2。GKはディエゴ・ロペス、4バックは右からデ・シリオ、ロドリゴ・エリー、ロマニョーリ、アントネッリ。中盤はボナヴェントゥーラ、デヨング、ベルトラッチでトップ下には本田が入る。2トップはブラジル代表FWルイス・アドリアーノとコロンビア代表FWカルロス・バッカと予想されている。
本田は今季のプレシーズンでは、インパクト不足のパフォーマンスと地元メディアに厳しい評価を受け続けてきた。椎間板ヘルニアの手術から戦線復帰した昨季16得点でチーム得点王のFWジェレミー・メネズについて、指揮官はトップ下とセカンドトップで起用する方針を明らかにしている。
本田は勝利に執念を燃やす指揮官に何とかゴールと勝利でアピールしたいところだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images