森保ジャパンの真価が問われるウルグアイ戦 南米の雄の“警戒点”と“攻略法”は?
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長友は南米特有の精神的な駆け引きを警戒「試合の最初にガツンと来る」
森保一監督率いる日本代表は3-0で勝利したキリンチャレンジカップ・パナマ戦から一夜明けた13日、新潟市内で練習を行った。右足首を負傷したMF伊東純也(柏レイソル)を除く22人が参加し、リカバリー組とトレーニング組に分かれて約1時間を費やした。16日には新体制3試合目で最も強いFIFAランキング5位のウルグアイと対戦するが、初陣から2試合キャプテンを務めたMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)が「次が勝負だと思っている」と話せば、DF長友佑都(ガラタサライ)も精神的な駆け引きの重要性を説いた。
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森保ジャパンは初陣からコスタリカ、パナマと北中米カリブ海の国が続いたが、3試合目で初めて南米国と対戦する。しかも、FIFAランキング5位のウルグアイと“現在地”を測るうえで申し分のない相手だ。今回、エースFWルイス・スアレス(バルセロナ)は招集を辞退して不在だが、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)やDFディエゴ・ゴディン(アトレチコ・マドリード)など強力なタレントを擁している。
パナマ戦は出場機会がなく、ウルグアイ戦のスタメン出場が濃厚な長友は、南米特有の“洗礼”を警戒する。
「南米の選手たちは試合の最初に、相手を威圧するというか、危険でない場所でガツンといってファウルして、相手に『あ、コイツ来るな』と思わせる。サネッティ、サムエル、カンビアッソとかコルドバも、インテルにいた時に『まず最初に行け』と言っていましたね。世界で戦ううえでずる賢さは必要になってくる」
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