南野は「代表でのキャリアを着実に積み上げている」 海外メディアも2戦連発を称賛
新体制での連続ゴールに「2試合続けて自信を掴み取った」
日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は、12日に行われたパナマ代表との国際親善試合で先制点を決め、3-0の勝利に貢献した。殊勲の若きアタッカーに対し、所属クラブの本拠地でもあるオーストリアメディアも賛辞を送っている。
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南野が試合を動かしたのは前半42分だった。中盤でMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)が前を向くと、最前線の中央に入った南野の足下にグラウンダーのボールが入った。相手を背負いながらペナルティーアーク付近でボールを受けた南野は、背後からのプレッシャーにも動じることなく反転し、目の前のDFを左足方向に持ち出すドリブルで振り切ると、そのまま左足で相手GKの足下を抜いてゴールに流し込んだ。
らしさの光った南野のゴールに海外も反応。オーストリアメディア「LAOLA1」は「ミナミノが日本を親善試合での勝利に導いた」と見出しを打って特集している。「ザルツブルクのタクミ・ミナミノは代表でのキャリアを着実に積み上げている」と記し、森保一監督の初陣となった9月のコスタリカ戦(3-0)に続く代表2試合連続ゴールを受け、「23歳の日本人はハジメ・モリヤスの新体制で2試合続けて自信をつかみ取ることになった」と綴っている。
2015年から在籍するザルツブルクでは主力として活躍を続けており、今季も公式戦15試合5得点と好パフォーマンスを見せている。欧州での勢いそのままに代表戦でも輝きを放っており、4年後のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて幸先の良いアピールに成功している。
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