大爆発のスペイン代表FWアルカセル、ドルトムントがリーグ3戦目で買取り決断
絶好調アルカセル、リーグ3戦6発とゴール量産 代表でも2発決める
ドルトムントのスペイン代表FWパコ・アルカセルは今季バルセロナから1年の期限付き移籍で加入しているが、開幕からの大爆発を受けてクラブは早くも完全移籍での獲得を決断したとドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」が報じている。
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アルカセルは2016年にバルセロナへ加入し、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアッパーを務めてきた。今夏、主力として活躍できる新天地を求め、ドルトムントへ期限付き移籍を果たした。
初のブンデスリーガ挑戦となったが、リーグ戦3試合で6得点と大爆発しており、現地時間6日に行われたアウクスブルク戦では後半14分からの途中出場でハットトリックを達成するなど、早くもエースとして立場を確立している。
この活躍を受け、クラブはアルカセルの買取りオプションを行使する決断を下したという。記事ではドイツメディアの情報を引用したうえで、アルカセルはすでにドルトムントへの完全移籍を決めており、クラブも2300万ユーロ(約30億円)をバルセロナに支払う準備を整えているという。
長期契約を結ぶ方向であり、年俸は800万ユーロ(約10億4000万)となる予定であることから、クラブで最も高給取りの一人となるようだ。しかし、今後ビッククラブからの引き抜きを牽制する手段にもなり、クラブからの絶大な信頼の表れにもなる。
スペイン代表にも約2年半ぶりの復帰を遂げたアルカセルは、11日に行われた国際親善試合ウェールズ戦で先発出場すると、2ゴールを叩き出し、4-1の勝利に貢献。絶好調の25歳ストライカーの完全移籍は、ドルトムントにとってはこれ以上ない補強となるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)