森保監督、“6得点0失点”で就任2連勝 「選手たちの頑張りが素晴らしかった」と称賛
パナマを3-0で一蹴 4日後にウルグアイと対戦へ
日本代表を率いる森保一監督は、12日のキリンチャレンジカップ・パナマ戦に3-0で快勝し、9月の初陣から2連勝を飾ったことについて「選手たちが前向きにチャレンジ、トライしてくれた」と讃えた一方、「今日の勝ちが次の勝ちを保証しない」と、4日後のウルグアイ戦(16日・埼玉スタジアム)に向けて気を引き締めた。
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中島翔哉(ポルティモネンセ)や堂安律(フローニンゲン)ら若手メンバーを中心に、9月のコスタリカ戦で3-0の快勝発進を果たした森保ジャパンにとって、今回の10月シリーズは「新旧世代の融合」が大きなテーマとなっていた。ロシア・ワールドカップ(W杯)主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF原口元気(ハノーファー)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW大迫勇也(ブレーメン)の6人を初招集。この中から森保監督は、このパナマ戦に大迫と原口の二人をスタメンで起用。その一方で19歳のDF冨安健洋(シント=トロイデン)を先発に抜擢しA代表デビューさせるなど、「いろいろな意味での融合」を推し進めていった。
そのなかで、MF南野拓実(ザルツブルク)とMF伊東純也(柏レイソル)が2試合連続ゴール、途中出場のFW川又堅碁(アルビレックス新潟)も追加招集に応える一撃を決め手の3-0快勝に、森保監督は「チームとしてやろうとすることを選手たちが前向きにチャレンジ、トライしてくれて、それが結果につながった」と讃えた。
その一方で、「まだクオリティーを上げなければいけない部分がある」とも言及。実際にこの日の対戦相手であるパナマは、FIFAランキングで日本の54位に対して70位のチーム。同じW杯出場国とはいえ、16日に対戦するウルグアイは同5位の強豪となる。就任2試合で「6得点0失点」と、数字を見ればパーフェクトに近い2連勝発進となっているが、森保監督は「選手たちの頑張りが素晴らしかった。ただ、今日の勝ちは次の勝ちを保証しない」と、厳しい戦いが待っているであろう4日後に向けて気を引き締めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)