岡崎を見守るレスターOBが証言 侍ストライカーが現地で喝采を受ける理由

レッズ阿部が日本代表後輩の岡崎の初得点を祝福

 

 15日に行われたプレミアリーグ第2節のウエストハム戦でプレミア初ゴールを決めたレスター・シティの日本代表FW岡崎慎司。その胸のすくような活躍を日本から喜びをもって見守っている偉大な先輩がいる。それが、2010年8月から約1年半レスターでプレーした浦和の元日本代表MF阿部勇樹だ。2人は10年に南アフリカワールドカップを共に戦うなど代表のチームメートとして過ごしてきた。その阿部が後輩のプレミア初ゴールを祝福した。
 ゴールシーンも映像でチェックしていたという阿部は、「(岡崎)らしいゴールだけど、一発目で決めたらかっこ良かった」と、冗談めかして笑った。実際、岡崎のゴールはイングランド代表FWヴァーディからのクロスに走り込み、右足でのボレーがGKに当たって浮いたところを頭で再度押し込んだもの。確かに、最初のシュートが決まっていれば非常に鮮やかなゴールになったはずだった。
 しかし、「あそこでまたオカのところにボールが来るのは持っている。ああやってヘディングで決めるのはかっこいい」と、阿部は岡崎の貪欲にゴールへ向かう姿勢がゴールになったと語る。そして、「ウェストハムもアーセナルに勝っていたし、そういうチームにアウェーで点を取った。2戦連続スタメンで貢献しているのは凄いこと」
 開幕から2戦連続スタメンを勝ち取り、さらにゴールを決めた岡崎を称えていた。

 

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