- HOME
- 今日のピックアップ記事
- クロースが恩師レーブを擁護 続投“疑問視”の独代表OBを牽制「後任になりたかった?」
クロースが恩師レーブを擁護 続投“疑問視”の独代表OBを牽制「後任になりたかった?」
記者会見でバラック氏発言について問われ持論展開 「同じ監督の下でも新たな刺激を得られる」
現地時間13日に行われるUEFAネーションズリーグのオランダ戦を前に、記者会見に臨んだドイツ代表MFトニ・クロース(レアル・マドリード)が、ヨアヒム・レーブ監督について「上を目指していく心がけのあることを何年も証明してきた」とコメント。退任が望ましかったというミヒャエル・バラック氏の言葉に対し、恩師を擁護した。
2006年から現職にあるレーブ監督は、夏のロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前に、ドイツサッカー連盟(DFB)と2022年まで契約を延長。その後、チームはW杯本大会で史上初の1次リーグ敗退という屈辱を味わったが、DFBは指揮官続投を決定した。
これについて同代表OBのバラック氏は、ドイツ国際公共放送「ドイチェ・ヴェレ」(DW)のインタビューで、「他の多くの人と同じように、彼が続投すると聞いて驚いた。彼のようにこれほど長く一つのチームを率いていると、物事が機能しなくなる。いつかはそれを認めなくてはならない」と、レーブ監督は退任すべきだったとの見解を示した。
記者会見でバラック氏の発言について問われたクロースは、「常に様々な意見があると思う。数々の大きな成功を収めた後が去る時期だと言う人や、悪い時期を過ごしたから、もうこれ以上続けられないと言う人もいる」とコメント。長年同じ監督の下で取り組んできたので今度は新たな刺激を、という意見もあるだろうとしつつ、「同じ監督の下でも新たな刺激を得られることはあるよ。その監督が自省を行っているならね。レーブ監督はそれをしてきたと思う。僕らはレーブ監督となら、正念場を乗り切っていけると確信している」と力を込めた。
page1 page2