ユーベが悲願のトップ下獲得に向けてスナイデルに白羽の矢 長友の去就にも影響か

今年1月にも獲得に動く

 

 ユベントスは、今夏の移籍市場でトップ下の補強に全力を傾けてきた。だが、シャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー、バイエルンの同MFマリオ・ゲッツェ、トットナムのデンマーク代表MFクリスチャン・エリクセンといった逸材の獲得交渉は難航を極めている。その中で、かつてインテルで活躍したガラタサライのオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルの緊急補強に動く可能性が浮上している。イタリアテレビ局「スポーツメディアセット」が報じている。
 ユベントスは1月にもインテルに黄金時代をもたらした司令塔スナイデルの獲得に動いていた が、最終的に交渉が決裂していた。スナイデルとガラタサライの契約期間は2016年6月までとなっており、ユベントスにとっては交渉が有利な状況とみられている。トップ下獲得の必然性を常々公言しているマッシミッリアーノ・アッレグリ監督にとっては、セリエAで実績を持つスナイデルは理想的なタレントとなる。
 一方、インテル時代に日本代表DF長友佑都と親友だったスナイデルは、ガラタサライ幹部に長友獲得を進言していると報じられていた。インテルとガラタサライの長友をめぐる交渉に進展は見せていないが、司令塔の移籍話は長友の去就問題にも影響を与えるかもしれない。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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