バイエルンMFチアゴが練習で披露した称賛もののテクニックをサッカー連盟が公開

　スペイン代表は現地時間11日にウェールズ代表と国際親善試合を行い、4-1でホームチームを撃破した。敵地での快勝劇では出番のなかったMFチアゴ・アルカンタラ（バイエルン）だが、試合前に圧巻の足技を連発。スペインサッカー連盟（RFEF）が公式インスタグラムで「チアゴのリサイタル」と動画を公開すると、「新ロナウジーニョ」「冗談だろ？」と驚きの声が上がっている。

　映像では、ピッチを横に使い、チアゴがチームメイトとパス交換を行っている。対面からロングボールが飛んでくると、落下点に右足を寸分の狂いなく合わせて、右足インサイドでバウンドを吸収すると同時に軸足の裏を通す“神トラップ”でスタート。同距離のボールを涼しい顔をして右足アウトサイドでピタリと止めれば、ヒールや胸、太ももを駆使してボールを受け止めてから連続トラップで綺麗にパスを返すなど、足にボールが吸い付くような華麗なテクニックを披露している。

　RFEFは公式インスタグラムに「チアゴのリサイタル」と、マジシャンのシルクハットの絵文字付きで動画を投稿。ファンからは驚きと称賛の言葉が次々と上がった。

「恐ろしいモンスター」
「新ロナウジーニョ」
「冗談だろ？」
「シャビやイニエスタのレベルに近づけるのはチアゴだけ」
「素晴らしいクオリティー」
「まさにクラック」

　バルセロナの下部組織出身のチアゴは、名将ジョゼップ・グアルディオラ（現マンチェスター・シティ監督）に請われるほどのテクニシャン。今夏にはバルサが復帰を熱望したと報じられるほど、世界トップレベルの技術を誇る。現地時間15日に行われるUEFAネーションズリーグのイングランド戦で、その足技が繰り出されるか注目が集まる。