「真面目が正義」「概念変えた」 長友佑都が語る“キャプテン”長谷部誠の偉大さ
偉大な長谷部の後のキャプテンの重責を長友も配慮 「なかなか大変でしょうけどね」
一方で、コスタリカ戦の青山しかり、“長谷部の後のキャプテン”というのは、周囲が思っている以上のプレッシャーがあるようだ。長年、吉田と代表で共闘してきた長友は吉田の胸中をこう察する。
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「長谷部さんの後のキャプテンはなかなか大変でしょうけどね。キャプテンの概念を長谷部さんが変えた気がするので。とにかく整って(笑)、『真面目が全て、正義だ』というような概念を作った」
遡ること3カ月、ロシアW杯ベスト16敗退の翌日、長谷部の代表引退について聞かれた吉田が、「どうあがいても長谷部誠にはなれない」と言葉を詰まらせながら涙を流したことは記憶に新しい。ただ、長友は「吉田は吉田」と自身のスタンスを貫くべきだとエールを送る。
「キャプテンということで背負いすぎたりする部分もあると思う。キャプテンが長谷部さんだったから、ああいうキャプテン像を自分も作っていこう、と。その真面目さが彼にあるのかはハテナマークですけど(笑)、彼なりのキャプテンシーを出してもらって、僕なりにサポートしていきたい。ユーモアな部分もあるし、おちゃらけた部分は残して、僕らがキャラを引き出したい」
長友らのサポートを得て、吉田がどのようなキャプテン像を作り上げていくかも森保ジャパンの一つの見どころになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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