日本代表10月シリーズ「ポジション別戦力分析」 W杯主力6人の融合と最新序列は?

日本代表「3-4-2-1予想布陣」【画像:Football ZONE web】
日本代表「3-4-2-1予想布陣」【画像:Football ZONE web】

ボランチの柴崎、サイドアタッカーの原口が加わり、中盤の競争は一層激化

 ボランチの一番の変化は、柴崎の参戦だ。コスタリカ戦では青山敏弘(サンフレッチェ広島)が攻撃時には最終ラインに入ってボールを散らし、遠藤航(シント=トロイデン)が積極的にプレッシャーをかけて時には攻撃参加と、縦関係のコンビを築いた。森保監督はパナマ戦前日の記者会見でも「攻守のバランス」をコンセプトの一つに挙げており、“司令塔”と“バランサー”の組み合わせは崩さないだろう。4年後のカタールW杯も見据えて考えれば、司令塔枠は柴崎→青山、バランサー枠は遠藤→三竿健斗(鹿島アントラーズ)は堅いか。

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 最も興味深いのは攻撃的MFだ。前回輝きを放った堂安、中島、伊東純也(柏レイソル)が鎬を削るところに、新たに原口が加わった。コスタリカ戦のプレーと実績を踏まえれば、中島と原口の組み合わせが順当と見られるが、推進力と決定力に長けるレフティーの堂安への期待値も高い。スピードを特長とする伊東はやはり試合の流れを変えるジョーカー役がベストか。左右の配置換えを含め、原口も激しいポジション争いを予想している。

「良い選手が入るのは今に始まったことじゃない。そのなかを勝っていかないと代表では生き残れないし、4年後に向けてすごくモチベーションが高い選手が入ってきている。両ウイングは、今回は入っていない乾(貴士)くんもいて、本当にたくさんの良い選手がいる。競争はもう始まっている」

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