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“W杯落選”の独代表MFザネ 「批判はモチベーションになる」と逆境に闘志燃やす
W杯メンバー落ち、同僚からの批判も…「僕は問題にしていない」
ドイツ代表MFレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)は、夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で失意の落選を味わい、その後“態度”についての批判を受けた。しかし同選手は逆境にあっても前向きに考え、批判も励みにしているようだ。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が会見の様子を伝えている。
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ドイツはUEFAネーションズリーグで13日にオランダと、16日にフランスと対戦する。ザネは前回も代表メンバーに選出されたが、ネーションズリーグ初戦のフランス戦では後半38分からの出場にとどまり、国際親善試合のペルー戦では娘の誕生によりチームを離脱。今回の2試合で実力を発揮したいと願っている。
ザネは「今度の試合で出場機会を得て、自分の力を示せればいいね。最初は代表では常に上手くいったとは言えなかった。代表にいる間はずっと、チームにもっと良くフィットし、もっと力を出せるよう取り組んでいる」と前向きな姿勢を見せた。
ザネに対しては、チームメイトから批判もあった。MFトニ・クロース(レアル・マドリード)は9月、ザネを「彼のクオリティー、スピード、左足に疑いの余地はない。彼が良いパフォーマンスをすれば、真の武器になる」と称賛しながらも、「レロイのボディランゲージには不快感を抱くこともあるよ。試合に勝っても負けても同じだからね」とコメント。振る舞いを変えるよう進言していた。
こうした批判を、ザネはパワーに変えているようだ。「どんなことであれ、僕は批判を問題にしていない。批判の声は尊重し、もっと取り組もうと思う。すべてどうでもいいというわけではもちろんないよ。批判はモチベーションになるし、頑張ろうという気持ちに新たにさせるものでもあるんだ」と話すと、「W杯で落選した後、どうやったら向上できるかいろいろ考えた。ヨギ(ヨアヒム)・レーブ監督が僕を選出しないことがもうないよう、すべての領域でさらに向上したかった」と、逆境をバネに闘志を燃やしていたことを明かしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)