「ほっといてくれ」 ベンゼマが仏連盟会長の「彼の時間は終わった」発言に反論
2015年の同僚への恐喝行為でフランス代表から離れることに…
レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長の「(代表の)彼の時間は終わった」という発言に対し、「僕をほっといてくれ」と反論した。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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2009年の加入以来、レアルのストライカーとして100ゴール以上を決めてきたベンゼマだが、フランス代表としては15年にチームメイトだった同国代表MFマテュー・ヴァルブエナを恐喝した容疑で逮捕され、フランスサッカー連盟からは無期限の代表活動停止処分が科される事態に。その後、法的制約の一部解除が決定され、フランス代表への復帰が可能になったが、現在まで実現に至っていない。
一方、フランス代表は今夏のロシア・ワールドカップで、1998年大会以来二度目の優勝を果たした。
そんななか今回、フランス紙「Ouest-France」のインタビューにフランスサッカー連盟(FFF)のル・グラエ会長が登場。ベンゼマがフランス代表に戻ることはないと確信していることを明かした。
「私は彼にとっての“レ・ブルー”は終わったと思っている。彼はこのところしばらく最悪の状態にある。私は彼になんの反感も持っていないし、彼は常にフランスチームと行動していたが、彼の時間はもう終わったと思うよ」
この発言に対して、反応したのはベンゼマ本人だ。自身の公式ツイッターを更新し、ル・グラエ会長へのメッセージを添えた。
「ル・グラエ会長、僕を忘れて。僕をほっといてください。フランスは世界チャンピオンです」
両者の関係性が分かるやり取りを見る限り、ベンゼマのフランス代表復帰はもうないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)