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幕を開けた香川の逆襲、原点回帰で取り戻した喜び 「サッカーを楽しんでいる」
大勝劇の口火を切る先制点を演出
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、15日のブンデスリーガ開幕節の本拠地ボルシア・メンヘングラッドバッハ(ボルシアMG)戦で値千金の先制アシストを記録するなど、4-0の勝利に貢献した。試合後はブンデスリーガ公式サイトにダービー圧勝の手応えを語っている。
DFB杯1回戦で出場機会のなかった香川だが、リーグ開幕戦では先発復帰。チームの勝利に貢献した。
香川は「試合前まで『ベンチかな?』という気配はあったので、だから試合前にスタメンになったことは……もちろん(ベンチでもスタメンでも)どちらでも行ける準 備はしていました。今週はすごく良い練習ができていて、集中もできていたので。監督もコーチも『練習が良かった』と言っていたので、そういうのも影響したのかな」と語っている。
強敵ボルシアMG相手にドルトムントは主導権を握った。香川も前半15分に絶妙なアシストを記録した。
左サイドでボールを持ち上がった主将DFフンメルスからの縦パスをエリア手前で受けると、これをダイレクトで左前方のスペースに走り込んだMFロイスへ。足元にきっちりと収めたロイスはワントラップから、右足の正確なシュートでGKのニアサイドを破り、幸先良く先制ゴールを決めた。
香川は「最初の時点で点を取れて、開幕戦でホームですし、勢いに乗れた部分はありました。あとは本当にみ んなが、新しい環境の中でポジティブに前向きに新しいサッカーを新しい監督の下でやれている。楽しさであったり、『初心に帰る』じゃないですけど、楽しんでやれていると思います」と言葉にした。
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