トルコ移籍浮上のレスター岡崎 英紙が「リンクマン」として高評価も出番激減の理由を指摘
ガラタサライ移籍が浮上 レスターで不遇の理由は二人のアタッカーの存在
レスター・シティのFW岡崎慎司は、ガラタサライ行きの可能性が取り沙汰されているが、英地元紙「レスター・マーキュリー」は各選手の今季のパフォーマンスを評価しており、岡崎は厳しい採点を与えられながらも、ピッチに立った際は一定の存在感を見せていると主張している。
岡崎は2015年にレスターへ移籍すると、1年目から2トップの一角として主力に定着し、奇跡のプレミアリーグ制覇に貢献した。しかし、岡崎を重宝していたクラウディオ・ラニエリ元監督が成績不振により解任されると、岡崎も徐々にチーム内での序列を下げていき、今季リーグ戦では4試合に途中出場したのみで、出場時間はわずか25分に留まっている。
記事では、チームがちょうど公式戦10試合を消化したことを受け、各選手の評価を実施。公式戦2試合で先発出場の岡崎に対しては5.5点と、厳しい評価が与えられた。
「マディソンの加入とイヘアナチョの向上が、岡崎の先発出場をリーグ杯の2試合に止める結果となった。彼はこれまでと同様、時折シャープなタッチを披露し、チームのリンクマンを担い、中盤に下がってくるプレーを相変わらず示している」
今夏に加入した21歳MFジェームズ・マディソンは主力の座を勝ち取っており、昨夏マンチェスター・シティから移籍したナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョが今季に入り本領を発揮し始めていることから、岡崎の出場機会は激減していると指摘しつつ、それでもピッチに立った際は、これまで通り随所で存在感を発揮していると説明している。
トルコメディア「HABER TURK」によると、不遇の岡崎に対し強豪ガラタサライが獲得に関心を示していると報じられている。岡崎にとっては苦難の時期が続いているが、今後のキャリアを分ける正念場を迎えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)