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パナマ代表監督、日本協会との“約束”明かす 「W杯メンバー15人以上の合意があった」
ステンペル監督が日本協会とパナマ連盟の取り決めに言及
日本代表と12日に国際親善試合で対戦するパナマ代表のガリー・ステンペル監督は、試合前日の記者会見でこの試合のメンバー選考にあたり、日本サッカー協会(JFA)とパナマサッカー連盟の間に取り決めがあったことを明かした。
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パナマは今年のロシア・ワールドカップ(W杯)に初出場を果たしたが、結果はグループリーグ敗退だった。日本が6大会連続出場を果たし、決勝トーナメント進出も手にしたことを念頭に置いてか、ステンペル監督は「明日の日本との対戦は、私たちにとって大きな挑戦。日本は経験値も知名度もある。私たちのW杯に出場したメンバーだけでなく、良い対戦機会になると思っている」と話した。
一方で、4年に1回の大舞台を終えて「私たちはU-20や五輪世代の選手を多く起用して試している」段階にあることを明かした。日本代表も同様に、若手にチャンスを積極的に与えている段階にある。しかし、今回のパナマ代表の来日メンバーには15人のW杯出場選手が含まれた。その理由は、監督がそうしたかったわけではないことを明かしている。
「(9月の)ベネズエラ戦と明日のメンバーは違っている。今回の日本との対戦は、JFAとパナマ連盟の間で少なくともW杯のメンバーを15人以上という合意が取り交わされていたため、前回とは違っている。ベネズエラ戦では、新しい選手たちを試して、W杯の期間中や今後引退する選手の代わりになり得る選手を発掘している」
今回のマッチメークにあたり、来日メンバーについてJFAとの間で水面下の交渉があったことを明らかにした。そのため、パナマとしては若手を試す場にするというプランは頓挫して、実績のあるメンバーを最低限の人数組み込んだことになっている。