パナマは「素晴らしい相手」 森保監督、“新旧融合”の一戦に意欲「この先につながる戦いを」
FIFAランキング70位も、ロシアW杯メンバーを多数擁し「非常に力があるチーム」
日本代表は12日、新体制2試合目となるキリンチャレンジカップ・パナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム/19時35分)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、対戦するFIFAランキング70位のパナマについて「我々の力を試すうえで素晴らしい相手」と表現した。
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日本代表は8日から新潟合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ(W杯)主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF原口元気(ハノーファー)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW大迫勇也(ブレーメン)を初招集し、若い世代との「化学反応」「融合」をテーマに調整を進めてきた。
前回のコスタリカがFIFAランキング32位(対戦時)だったのに対し、今回初対戦となるパナマは同70位(日本は同51位)。ロシアW杯に出場し、DFアドルフォ・マチャド(ヒューストン・ダイナモ)ら大会出場メンバーを15人招集しているものの、戦力的には世界トップクラスとは言い難い。それでも、森保監督は「相手を踏まえて何ができるか」にフォーカスすることを明言した。
「パナマはW杯に出ている。今回のW杯を経験した多くの選手が来日すると聞いていて、非常に力があるチーム。我々の力を試すうえで素晴らしい相手と対戦できると考えている。警戒する選手という部分では、個人よりもチームとして相手を警戒したい。我々は相手のことを情報として持っておかなければいけないし、ストロングポイントを消してウイークポイントを突いていかなければいけないが、個人のプレー、チームとしてのプレー、また9月の試合から10月の試合、この先につながる戦いをしたい」
ロシアW杯の主力組をどのように組み込むのか。いよいよパナマ戦で、森保監督の真の手腕がベールを脱ぐ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)